【実は存在しない⁈】インド・中国の血が混ざった、タイカレーの歴史
辛い料理が多い、ザ・ホットスパイシーカントリー、その名はタイ王国!
東南アジア・南アジア諸国の料理は、辛いものが多いですね。
1年中高温が続き湿度も高いこれらの国の人にとって、辛いものは食欲を進ませ、体を涼しくさせる効果があります。
インドももちろんですが、タイカレーも辛い料理の代表格ですね。
今回は、タイカレーの成り立ちについて解説していきます。
実はタイカレーなんて存在しない
いきなり衝撃的な事実があります。
タイカレーという料理は存在しないのです。
インドカレーも存在しないのですが、タイカレーもそうなんです。
「タイカレー」という名称は、外国人に説明するために作られた物であって、本場タイの人が、タイカレーとは言いません。
タイカレーはどんな料理?
本記事では便宜上、タイカレーと記載しますが、実際はどんな料理なのでしょうか?
本当は、タイ料理にある「ゲーン」という汁物のうち、香辛料を使用した料理を「タイカレー」と指しているのです。
ちなみに、「ゲーン」とはタイ語で、「汁物」を意味します。
乾燥させた香辛料をベースとしたスパイスを使う、他の南アジア諸国のカレー料理とは違い、
生のハーブや芳香の強い葉をよく使います。
ゲーンの種類
我々が俗に言う「タイカレー」はゲーンというタイ料理に当たりますが、ゲーンにも種類が様々です。
無印良品の食品売り場に行ってみれば、「レッドカレー」「グリーンカレー」「イエローカレー」という名前でカレールーが売ってありますね。
ゲーンを味や具材から分類してこのような名称が与えられているものの、
「タイカレー」同様、外国人が勝手に呼んでいるのに、過ぎないのです。
次に、この3種類のカレーについて解説していきます。
ゲーンの種類
①グリーンカレー
名前のように、緑色の汁物を指します。
この緑色、何の具材かというと、タイで栽培されている青唐辛子なんです。
辛いものを好む東南アジアの人が作る本場のグリーンカレーを食べたら、大変辛い思いをすることでしょうが、
ココナッツミルクがその辛さを和らげてくれます。
鶏肉や茄子を入れると、味が引き立つので、おすすめです。
ほうれん草や小松菜のような緑色の野菜を入れると、見た目も良いです。
②レッドカレー
次は、赤いゲーン・レッドカレーです。
赤色と想像するだけで、舌がヒリヒリするような辛さを想像するでしょうが、
想像より辛くないなんてこともあります。
熟成された赤唐辛子を乾燥させてから使います。
しかし、その他にもバジルやこぶみかんの葉をベースとしたスパイス、牛肉やタケノコ、ココナッツミルクを入れるため、ただ一方的に辛いスープではありません。
③イエローカレー
最後に黄色のタイカレー・イエローカレーを紹介します。
黄色の正体は、紀元前にインドで栽培が始まったウコンです。
日本国内でも、酒のサプリメントとしてウコンが用いられているので、見る機会も多いですね。
大変甘みがあるスープで、すっきりした味わいです。
タイカレーと言ったら辛いものばかり想像してしまいますが、
イエローカレーには鶏肉やじゃがいもを入れるなど、日本のカレーと似たところがあります。
中国とインドの影響を受けたタイ料理
タイ王国があるのはインドシナ半島。
「シナ(支那)」は中国を意味するので、まさしくインドと中国の中間地点になります。
インドと支那の間の半島という意味なので、この2つの国の影響をモロに受けている半島です。
ちなみにラーメンを支那そばと呼んでいるのも、この支那です。
中国の事を中華と呼んだり支那と読んだりするのは、その時代的な事なので、違いはありません。
先日マレーシアの位置は覚えましたよね?
その北側に位置するのがタイです。
そのため食文化にも、インドと中国の両方の影響を受けており、
インド特有のスパイスを多用した料理から、中華鍋を用いた中華料理を連想させる炒め物や麺料理まで様々です。
なので中華料理好きやインド料理好きの人には、このタイ料理も好きという人が多いです。
我々日本人の口にも合うような料理もたくさんありますので、
ぜひチャレンジしてみてください!
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